2010年12月02日

建設の仕事紹介(電気工事業)

こんにちは、ブルーだよ。

電気工事業は、建設業の中で送電線、配電盤、電灯、電力機器などの設備の専門工事を行う職種だよ。
電気工事に従事するには電気工事士の資格が必要なんだよ。

電気は、「便利だけど触るとビリッとシビれる怖いもの。」と言ったイメージがあるよ。
昔から、科学者にとっても電気は掴み所がなく、摩訶不思議は存在だったんだ。
静電気でモノが引き寄せられたり、ビリっと来るのは、何か不思議な力が存在すると感じていたけど、それが何か分からなかったんだ。
近代になり、次第に分かるようになり、1882年にエジソンが発電所を作ってから、家庭や工場で電気を使えるようになったんだ。

今はとても便利な時代だと、僕たちは何となく感じているよね。
昔を知らないけど、江戸時代に戻りたくないと思う。
でも、産業革命までの人類は、それほど代わり映えのない生活を、何千年もしてきた筈なんだ。
それが、この200年くらいで科学技術が発達して、誰もが世界が変わったと感じるようになったんだ。

それは、やはり電気の登場が一番だと思う。
電気により灯や動力、熱を手に入れ、様々な工業製品を生み出すようになったんだ。
試しに、キャンプ生活をすると、江戸時代を体感できるよ。
灯りはランタンやロウソクに頼り、エアコンもなければ、炊飯器も冷蔵庫もない。
テレビやパソコン、ゲームも使えないんだよ。

やはり、僕たちの生活に電気は欠かせないね。
ナイス・ブルー。



山梨県の街づくり広場
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2010年12月01日

建設の仕事紹介(屋根工事業)

こんにちは、ブルーだよ。
家の中で、雨や紫外線に直接当たり、一番過酷な環境下に置かれるのが屋根だね。

水は全てのものを溶かすんだって。ガラスもダイヤモンドも水に触れると溶けるらしいよ。
電気を通さない純水に触れただけで、電気が通るのもそのためだよ。
水は命の源でもあるけど、鉄を錆させたり、建材を腐食させるので、家にとっては厄介な存在だね。

また、紫外線は化学的な作用が著しくて、特に合成樹脂の性能を劣化させてしまうんだ。
屋根は水と紫外線のダプルパンチだね。
だから昔から、そんな屋根の環境に耐えられるの材料を探してきたんだね。
そして行き着いたのが今の屋根材なんだ。

屋根材の王様はやはり粘土瓦だね、材質はセラミックスだから耐食性が高く、昔から瓦屋根はお大尽の象徴だったよ。重量のある瓦を屋根に乗せるには、家を頑丈に作る必要があるのに、それでも屋根材として選ばれたんだね。それだけ性能が高く、デラックスな屋根材なんだ。
最近はスレート瓦や金属薄板の屋根材も普及しているよ。

屋根工事業は、そんな特殊な材料の屋根材で屋根を葺く業種だよ。
高所作業であることと、屋根材と雨仕舞いに関する「専門知識」が必要とされる職業なんだ。
粘土瓦とスレート瓦を葺く業者さんは別々の場合も多いよ。そして、金属薄板の屋根は「板金工事業」の仕事になるんだね。

金属系の屋根は加工に自由度があるので、店舗などのお洒落な建物では比較的多く使われていて、カラーステンレス、カラーアルミ、フッ素鋼鈑、ガルバリウム鋼鈑、カラー鉄板といった、いろいろな種類があるんだよ。
ガルバリウム鋼板は、1972年にアメリカで開発された鋼板で、亜鉛メッキに換わりアルミニウム・亜鉛・珪素の合金でメッキを施しているんだって。
耐食性が高く、自由度があり、独特の光沢があることから人気があるらしいよ。

屋根材もいろいろな種類があるんだね。いずれも、過酷な環境に対抗するために、最先端の技術が使われているんだね。
ナイス・ブルー。



山梨県の街づくり広場
posted by 一吉 at 13:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建設の仕事紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月30日

建設の仕事紹介(石工事業)

こんにちは、ブルーだよ。

石工事業とは、石才を加工したり組み立てたりする職業のことだよ。
人類の初期からある職業の一つなんだね。
自然石は、木材と並んで歴史的に最古の建材なんだ。
エジプトのピラミッドやパルテノン神殿、ヨーロッパの建物は石で建築されているよ。
頑丈で長持ちする最高の建材だけど、加工に手間が掛かるのでコスト高となるんだ。

日本では、木材が手に入りやすかったのか、城壁以外の建築物ではあまり普及しなかったんだよ。

ヨーロッパに「三匹の子豚」という民話があるね。
一番上の子豚は藁の家、二番目の子豚は木の家、三番目の子豚はレンガの家を建てたんだ。
悪いオオカミは、藁の家も木の家も吹き飛ばしてしまう。
レンガで作った三番目の子豚の家は、頑丈だから吹き飛ばされない。そんな話だね。

この話からヨーロッパでは、家は石やレンガで建てるべきで、木の家は評価されないことが判るよね。
そうすると、僕たちが大工さんを思い浮かべるように、ヨーロッパでは「家を建てる人」というと、石工さんを思う浮かべるのかもしれないね。

現在では墓石や灯籠、モニュメントの加工や設置だけでなく、薄い石版を化粧板として製造したり、外装として化粧板を貼り付ける仕事もあるんだよ。
石を自在に加工できるなんて、すごい仕事だね。
ナイス・ブルー・



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posted by 一吉 at 10:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建設の仕事紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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