実は、公共工事は経済性が重要となるんだよ。
予算には限りがあるけど、造りたい道路や橋は無数にあるので、ある工事で必要以上に予算を使ってしまうと、他の工事に回す予算が減ってしまうからだよ。
限りある予算の配分は関係者のしのぎを削る戦いなんだ。そこで、公共工事は少しでも経済的な構造物が求められるんだよ。
そこで、今度は国会議事堂までのルートに、市街地を避けて郊外を通すことにするよ。
すると、土地の用地買収額は減っても、延長距離が長くなるので建築費は増えることになるよ。
無数にある選択肢から、ルートを絞るんだけど、ルート以外にも道路の幅や設計速度によっても建設費が変わるんだよ。
道路の幅により用地買収の面積が変わるし、設計速度が上がると急カーブが造れないので、どうしても橋やトンネルを多用するので費用が嵩むんだよ。
それともう一つ、平面的なルートの選択だけではなく、山岳地の多い日本では、どの高さに高速道路を作るかで予算が変わってしまうんだよ。
下の図のように頂上付近に道路を作ると殆どが橋となるよ。中腹付近では橋とトンネルが交互に現れ、麓ではトンネルになるんだね。
このようにルートの決定には、トータルでどれが経済的か検証する必要があるんだよ。
ナイス・ブルー。


