更新が滞っていました。
少し遅れてしまいましたが、東日本大震災から4年経ちました。
もう4年も!まだ1年前の感覚だ!という人が多いのではないでしょうか?
3月11日にインターネットの動画サイトを見たら
震災当日に福島県で撮影された映像がアップされていました。
たまたま個人がホームビデオで撮影した映像で、とてもインパクトがありました。
テープの始まりは、地震が起きた後の車内から始まります。
撮影者は無言でカメラを運転席から、海がある方向に向けます。
見えるのは、家やアパートが立ち並ぶ街の映像です。
車も沢山走っています。
撮影者は少し離れた農道らしき場所から、街の様子を撮影しています。
映像だけ見れば、日常的な街の風景ですが
車内のラジオからは、「現在10mの津波警報が出ています!絶対に沿岸部に近づかないでください!」というアナウンスが何度も何度も繰り返されています。
私は映像を見ながら
10Mの津波とはどの様なモノなのだろうか想像ができない
映画で見るような大きな波が来るのだろうか?
そんな事を考えていると、
遠くの家やアパートが、何か禍々しい黒い塊に呑み込まれていくのが映りこんできました。
目の錯覚かと思って、目を凝らすと
確かに黒い大きな塊が、次々に家やアパートを呑み込んで行くのが見えます。
その禍々しいが塊が街を呑みこみ、多くの車が走る道路まで迫ったところで、一度映像が切れました。
次に映しだされたのが、車を捨て息を荒くして山を登る撮影者と山道まで押し寄せてくる津波の映像でした。
山から街の方にカメラ向けて映し出される映像は、泥で真っ黒に濁った海が一面を覆い、街の姿はありません。
本当に街があったのかと思うような映像でした。
そしてカメラの最後には
夕暮れ時 海の水が引き、更地になてしまった街を
涙を堪えながら見つめる人々の姿が映し出されていました。
とても衝撃的な映像でした。
今被災地では、津波で流された建造物を、取り壊すか・残すか 悩んでいるそうです。
私達も、必ず1年に1度は東日本大震災の映像を見て、あの時の悲惨な現状を忘れてはいけないと思いました。
そして東日本大震災を知らない後世にも伝えていく必要があると感じました。
日本は海洋国家です。海に守られた国です。
海の恩恵を受けて発展した国です。
だからこそ、海の怖さ、津波の恐ろしさを知っておく必要があると思います。
多くの犠牲になった人達の為にも、この教訓を次に活かす必要があると感じました。
今日は以上です。
大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。